特定非営利活動法人東洋蝙蝠研究所

平成29年研究発表会

 

日本におけるコウモリに特化した民間研究機関として発足した東洋蝙蝠研究所も、今年17年目を迎えます。

この間に、会員が全国各地で活動を続けてきた結果、コウモリの特徴の一つである長寿なところからも、その長い旅を追跡する成果が徐々に出始めてきました。

今年の研究会は、第一部に「コウモリの移動」を特集テーマとして、なかなか普通の人には、まだまだ生態の知られざる生き物であるコウモリの真実を知って頂く一助になればと、一般公開の研究会を開催します。

 

日時:2017212日(日) 9:4516:00

於:笠置産業振興会館 

(京都府笠置町・JR関西本線笠置駅隣接)

参加費無料

 

主催者:特定非営利活動法人東洋蝙蝠研究所・こうもり博物館

問い合わせ先:〒630-1101奈良県奈良市広岡町213-3

TEL:0742-95-0023

 

            www.abri.or.jp

 

 


Program

第一部特集:コウモリの移動研究 

北海道東部のコウモリは渡りをするのか?                    近藤憲久

17年間にわたる調査結果から、季節移動等について考えます。

 

近畿中部ユビナガコウモリ移動研究チームの取り組み                

20年ほど前に始まった近畿におけるユビナガコウモリバンディングを中部へも拡大継続しています。

 

滋賀県東部を結節点とした移動                         阿部勇治

福井・岐阜・三重・奈良・和歌山と、取り囲む全県との移動の要になる結果が得られました。

 

滋賀県西部のユビナガコウモリ生息状況                    岡崎理史

 近年見つかった集団生息地と、その動向を中心に報告します。

 

最近約10年間の中部近畿広域ユビナガコウモリ追跡結果         橋本肇

 日本海側から太平洋側への移動で移動距離記録を延ばした等、広域での新知見を報告します。

 

リュウキュウユビナガコウモリの移動速度と、オキナワコキクガシラ

コウモリの移動範囲                                  田村常雄

短期間での長距離移動や、季節に限らずねぐらを中心にした多方向への移動を紹介します。

 

滋賀県におけるテングコウモリの移動例                      阿部勇治 

移動記録の報告例がほとんど無い本種なので、短距離でも貴重な記録と思われます。

 

奈良県のねぐら間を移動したキクガシラコウモリとコキクガシラコウモリ   細川愼太郎

一見速く飛べないような飛翔をするこれらの種での移動記録を紹介します。

 

モモジロコウモリの季節による往復移動                      橋本肇

春の移動と秋の移動で、同一個体が2地点間を往復した例について報告します。

 

(休憩)12:45

 

第二部 : 個別研究発表

超音波自動録音装置の活用可能性                        田村常雄

SM4を用いた無人調査を紹介します。

 

カグヤコウモリの尻識別について                          橋本肇 

 種特有の形態からの、生体捕獲時の識別方法です。

 

コウモリ声再生機の試作                               西川克己

2台の再生機を使ってヤマコウモリとコキクガシラコウモリのエコーロケーションを再生します。

 

栃木県のコウモリ類の分布調査から 最近の話題                安井さち子

高架橋の調査ほか、レッドリスト調査等の分布調査で最近わかってきたことを紹介します。

 

総合討論 14:40

 

※発表タイトルは123日時点での予定です。

遅い昼休みタイムを設定します。周辺に飲食店は少ないので、各自でお弁当をご持参ください

 

 





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